住宅の購入にあたっては、できるだけローンの借入額を抑えて、利子の出費を抑えるとともに、金利の動向によるリスクにも備えておきたいところです。このように考える人が最近、基準の1つにしている、3,000万円以下という物件価格。その背景には、住宅の平均購入価格(3,300~3,500万円)よりやや低くお得感があり、また頭金を次第でローンなしの購入も視野に入るという点があります。
とはいえ、価格を一定以下に抑えると希望に叶う物件の数が減ってしまいがちですので、そのほかの条件を広げる必要もあります。例えば、エリアを1箇所に限定せずに、通勤や通学にかかる時間で割り出して検索範囲を広げてみると、3,000万円以下の物件がぐっと増えるはずです。
ポイント!
- ・こんな時代だから、購入価格とローンのバランスを考えてプランを立てましょう。
・家探しの条件を柔軟に。エリアを広げることで選択肢を増やしましょう。